肉体的にも精神的にもリスクが大きいでしょう
枕営業は、確かにお客様を掴むのにはとても手っ取り早い方法です。
これを楽であると言ってもいいのかはわかりませんけど、体を許してしまうことに抵抗が無いキャバクラ嬢からしたらとても楽な営業方法なのかもしれません。
でも、やっぱりこの営業スタイルにはデメリットやリスクがありますよ。
肉体関係を持つ男性が、もし病気を患っていたらと考えたらゾッとしませんか?
もし妊娠をしてしまったら?
性的関係を持つということは、こうしたリスクが常につきまとうということなんです。
病気になったら治せばいい、妊娠したら堕ろせばいい、そんな風には考えるようになってしまっては終わりです。
どんなに指名を受けることができて、どんなに稼ぐことができても、それは枕営業のおかげであり自分の実力ではありません。
それを考えた時に罪悪感が生まれてきてしまうこともあるでしょう。
「なんでこんなことをしているのだろう?」と思ってしまったら、精神的にも辛くなってしまうのではないでしょうか。
そもそも、好きでもない男性と性的関係を持つことに、とても大きな抵抗を感じるキャバクラ嬢も多いはず。
精神的に辛い思いをしてまで枕営業をすれば、それが原因で体調を崩すこともあるかもしれません。
この営業スタイルは、このように肉体的にも精神的にもリスクが大きく、それが大きなデメリットとなりうるやり方なんです。
キャバクラ嬢としての立場にも悪影響が...
枕営業というのは、こっそりやっても周囲の人にバレてしまうものです。
男性だって、お気に入りのキャバクラ嬢とエッチしたとなれば言いふらしたくもなりますし、キャバ嬢の売り上げが急に上がれば、同僚の間で変な噂が立つのも自然なことでしょう。
もし周囲にその事実がバレてしまうと、自分の立場を危うくしかねません。
そのようなリスクやデメリットを理解しつつ、本当に肉体関係を結んでもいいのかどうか、これを真剣に考える必要があります。
同僚からすれば面白くないですよね、体を売ってお給料を稼いでいるキャストがいるなんて。
「だったら風俗で働けばいい」なんて思われてしまっても仕方がありませんし、このことが原因で総スカンを食らってしまうことも覚悟する必要があるでしょう。
恋人のようにお付き合いするわけではなく、キャバクラ嬢とお客様という関係性にとどまるのであれば男性客がすぐに他のキャバ嬢に乗り換えることも普通にあること。
飽きれば捨てられる、それが肉体関係ですから。
すると収入は激減。
枕営業で稼ぐことができても、それは一時的なもので終わってしまうことが多く、キャバ嬢として働く間ずっと続くものではないということも頭に入れておかなければいけません。